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 JACCペダリアンへ贈る新設「フジグローブ賞」

制定の経緯
「長年『ペダリアン』を拝見し、ウーンとうなる様なペダリアンがおられ、この様な方に声援を送る意味で贈りたい」――と2005年の近畿地区新年総会で来賓の地球儀会社㈱フジグローブ(本社大阪)社長の西井良和氏から、自転車による地球体験で感動を与えたペダリアンに地球儀1体を毎年1名(原則として)に贈呈する目録がJACCに渡された。

贈呈される地球儀は、直径34cmの立体地勢型で、地球に夢馳せたペダリアンにとっては最高の記念品だ。
選考は、その年の感動のペダリアンをJACCが選び、近畿地区新年総会において授賞する。

紙面で大活躍!還暦世界旅再挑戦途上の

松葉副代表に第7回2019「フジグローブ賞」!

 

青春燃える若き日に、サハラ砂漠縦断や南米アマゾン横断、中南米間ダリエン地峡突破等を果たし世界50カ国を走破(83/490/112432)し、2015年まで最年長現役キックボクサーとして活躍。

 「道があるなら、明日がある」「道を見失ったら、新しい道を見つければいい!」と大義のもと、新しい道を見つけにノルウェーに向かいますと還暦の186/30応援感謝の会後の7/5、第1章の地、北欧へ向けて“還暦”世界旅再挑戦を始めた松葉京三副代表(61、大阪・桃山学院大OB、警備会社勤務、千葉県)

 松葉の還暦活動は、18/718/11ノールカップ岬からトルコ8000を走破。そして、18/1119/2シドニーから西岸ジェラルドトンへの豪横断5500走破 (147号に掲載)第3章トルコ~中央アジアのウズベキスタン19/319/8は、36年前に世界一周途上事故死した国松輝男(滋賀県)の供養に地中海アンタリヤへ1900㎞のV字走行(148号に掲載)第3章ゴールのウズベキスタン・サマルカンドまでの「自転車旅“出会い”満載!!」行(149号に掲載)は、連続しての表紙を飾るという活躍ぶり。

 よって、掲載紀行ともども選考委員会全会一致で2019年の活躍者にふさわしい「フジグローブ賞」贈呈に至った!

 還暦後13カ月の旅を終え、第4章の開始は未定だがしっかり旅費を貯め再開したいと希望を伝え、新しい職場で取り組む松葉。ややもすると犠牲にするものも多い冒険は、資金との闘いでもある。頑張ってほしい!             

 

2020(令和2)1/13、JACC新年会(於ホテルクライトン新大阪/大阪)にて、フジグローブ賞の地球儀と賞状を宇都宮秀俊副代表(写真左)から受けた松葉

 

第6回(2018年活動者受賞)
山下晃和さんが受賞!
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JACC創設40周年を迎えた2019JACC新年会(於ホテルクライトン新大阪)における2018「フジグローブ賞」の授賞。読売新聞大阪本社写真部記者の尾賀聡会員(豪一周10数年後に「くれーじー・ばいきん、オーストラリアを行く」著、定年後の台湾行「美麗島・台湾自転車紀行」著の神谷昌秀(福岡)、世界一周を遂げた愛媛の後藤正敏、北中南米縦断の小林順一評議員(福井)、世界一周・自転車環境研究家・元月刊「ニューサイクリング」エッセイストの鈴木邦友評議員(東京)、世界一周・中学美術教師で大相撲高見盛活躍時代に永谷園会長の叔父にJACC機関紙「ペダリアン」への広告を取り付けた永谷彰朗元評議員(滋賀)らを迎え、「賞」の経緯説明が中西大輔国際部長(世界130カ国15万kmを走破し、09年に第4回「地球体験ペダリアン大賞」・第14回「植村直己冒険賞」受賞、「世界130カ国自転車旅行」「放浪哲学」等著)によって行われた。
18年のフジグローブ賞は、三重県いなべ市青川峡キャンピングパークで第2回「自転車&キャンプツーリングフェスタ」を主宰開催。バイシクルクラブ誌の400号記念表紙やサイクルスポーツ誌にイベント記事等を掲載するなどJACC機関紙「ペダリアン」紙上でのペダリアン活動が顕著でモデルペダリアンとして活躍する山下晃和評議員(38、「自転車ロングツーリング入門」著、東京)が、11年に続いて2度目(2度目以降は地球儀の贈呈は省略)の受賞となった。
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第5回(2017年活動者受賞)
高橋晃一さんが受賞!
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2016年4月、豪タスマニア行。そして、2017年1月21~29日、欧スペイン、アンダルシアとモロッコ、タンジェ行(中国国際航空の破格の欧往復ビジネスクラス20万円を見つけフルフラットシートで北京~マドリッドを飛行)。ペダリアン7/1発行140号に「”トホホ”高橋の欧往復20万円飛行」と記事を掲載。2017年8月18~28日、イグアス滝~ポルトアレグレの巻ペダリアン2018年1/1発行142号に「”トホホ高橋”の遥かなり南米行」と記事を掲載。スマホの端末タブレットでWi-Fiを駆使し、ナビをグーグルマップの自転車モードでフルに活用しながら、ルート検索や宿泊先、到着地で趣味のオペラ鑑賞等、エネルギッシュで痛快な地球体験活動が評価の対象となった! 池本 記
※受賞後の高橋は多忙な介護職の傍ら2018年3月、台湾。5月、ドイツ・チェコ。と、短期遠征エキスパートとして、世界縦横無尽行を続けている。

第4回(2012年活動者受賞)
古薗祐介さんが受賞!
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2013年JACC新年会で古薗祐介さんの受賞が発表されました。

23歳の時に一型糖尿病を疾患し、この10年間にオーストラリア一周20000キロ、インド・ネパール、タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス7541km、など走破した古薗祐介さん。最後の旅は南米4ヵ国5740km(2011年10月11日~2012年1月30日)を走行。旅の途中で毎日インスリンを注射したり、低温でインスリンを保管しなければならないなど苦労を重ねて友好旅を実践した。


第3回(2011年活動者受賞)
モデルの山下晃和さんが受賞!
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受賞報告を発表する池本代表(左)とプレゼンテーターの歌手内田あやさんに囲まれる山下晃和さん

中南米のサイクリング旅行を通して、雑誌などのマスコミに幅広く自転車冒険旅行の夢と勇気を紹介し、若者に勇気を分かち合う活躍をしてこられた山下晃和さんが2011年のフジグローブ賞を受賞されました。今後の活躍にも注目です。


(2008、2009年活動者受賞)
松尾さんと熟年大友さんがともに「フジグローブ賞」受賞!


池本代表、大友さん、松尾さん、馬場司会者(左より)
JACC30周年記念セレモニー(2009年10月11日於ホテルクライトン大阪)で「フジグローブ賞」(その年に活躍したペダリアンに贈る)がユーラシア横断の松尾由香さんと地球体験17回の熟年大友忠さんに贈呈された。

青木洋JACC交流協会名誉会員から授与される松尾(左)
1年7ヶ月に及ぶ長年の夢だった自転車ひとり旅(07/5~08/12)を果たした“夢追い人”松尾由香さん(36歳、大阪、元ロイヤルネパール航空OG)。

度々訪れた第二の故郷ネパールを振り出しに、インド、パキスタン、中国、中央アジア諸国、イラン、トルコ、東欧の国々、24ヵ国1万3500kmを走り抜いた。

松尾由香さんの女性単独行は「ユーラシア大陸自転車ひとり旅」と題して、自転車月刊誌「サイクルスポーツ」09/5号からカラーで連載され、09/8号で旅の終着地マケドニアにゴールを遂げ、最終回を飾っている。

目的をもった女性の勇猛果敢な、幾多の苦難と危険を乗り切った地球体験。人々の心の温かさをこよなく伝えた連載に、拍手を送らずにはいられない。文句なしの受賞者だ!

西井脩フジグローブ社長から授与される大友(左)
宮城県の大友忠さん(68歳、元NTTテレカ社員、4人家族)の挑戦は51歳の92年夏、欧3ヵ国3千500km走破に始まる。93年夏、北欧。94/9、リスボン~ローマ4千500km。95年夏、英一周・アイルランドを走行。と、毎年1ヶ月余の海外走行を重ね、96/7、55歳でJACC入会後も、96/11、豪L字走行。97/8、アラスカ縦断。99/9、北米縦断。00/4、NZ縦断。00/6、台湾一周。00/10、中米縦断。還暦の01/6、南米縦断。02/3、インドシナ4ヵ国。03/6、韓国縦断。04/12、アフリカ南部縦断・エジプト。05/12、ネパール・インド。08/4~08/8、中国上海~パキスタン・イスラマバード7千km走破。そして、09/4~09/8、イラン・トルコ~ベルギー7千kmを走破し、17回目の分割世界縦横無尽行を終えた。
このとてつもない地球体験を続けてきた大友忠さんを駆り立てた勇猛心と実行力、そして、大友さんの地球体験へのみなぎる活動を支えた大友夫人にカンパイ!すべく「フジグローブ賞」の贈呈が決まった。

単独ユーラシア横断の松尾由香さんへは、JACC交流協会名誉会員で1974年に世界最小手作りヨット「信天翁で世界一周を遂げた青木洋さんから賞状と地球儀が贈呈された。

熟年大友忠さんへは、(株)フジグローブの西井脩社長から賞状と地球儀が贈呈された。大友さんは受賞ステージでともに受賞を喜んだ瑛子夫人へ19年間の男のわがまま「男なんて、女が去れば枯野なり」と奥さんに感謝した。

「フジグローブ賞」を受賞した大友忠さんの持続も、もちろん「人との出会い」だ。松尾由香さんも「人との出会い」が大きな夢追い旅を継続させた。夢ある人生とは、人との出会いなのだ!



 
(2005年活動者受賞)



2005年「フジグローブ賞」の選考は、猛者揃いの地球体験者の中から、世界一周(1991年5月~2001年1月、77カ国10万8618kmを豪のパートナー、スティーブ・シールさんと走破)のパキスタンで子宮ガンの宣告を受け中断。4年の闘病を経て再開(2004年12月~2005年3月、パキスタン、インド2千kmを走破)を果たしたエミコ・シール評議員(40)。

日本人女性初の単独アフリカ縦断5千km走破(2004年8月~2005年1月、ケニア・ナイロビ~南アフリカ・ケープタウン喜望峰)を遂げた山崎美緒さん(23、大阪外国語大4年)が選ばれ、2005年は両雄への特別授賞となった。
   藤木理事より授与される山崎さん

シール評議員の活動は、「がんに負けない!自転車世界一周の夢に挑戦」というタイトルで、TBS系全国ネット「筑紫哲也NEWS23」(4月4日)で20分余の特集として放映された。
山崎さんは近畿エリアのTV・ラジオ等を中心に活動を表現。共に講演活動を続け、山崎さんは49回を重ねた。

贈呈式は、2006年1月14日の大阪マルビル・レストランカラットに於ける近畿地区新年総会において来賓の藤木高嶺JACC交流協会代表理事から贈呈された(シール評議員は2度目の復活旅、12/17~インド・ネパール挑戦中のため欠席となったが、昨秋の授賞発表では山崎さんと喜びを分かち合った)。

プレゼンテーターの藤木理事は、1961年の南米ペルー・アンデス(登山とインディオの秘境探検取材)を皮切りに、63年カナダ北極圏(カナダ・エスキモーの探検取材)、64年ニューギニア中央高地、65年サウジアラビア、67年ベトナム、70年フィリッピン・パラワン島、73年エベレスト・・・と世界の秘境探検・民族調査・戦場潜入等100回以上も歴訪した巨星。

『インディオの秘境』『カナダ・エスキモー』『ニューギニア高地人』『解放戦線潜入記』『ああ南壁』『秘境のキルギス』、そして近刊『秘境一筋極上人生』など数十冊の著作があり、第12回菊池寛賞を受賞。

日本山岳協会名誉指導員。スペイン国立登山学校名誉教授。朝日新聞編集委員を経て、現在大阪国際女子大文化人類学名誉教授。登山・探検ジャーナリストとして今も活躍中!




世界一周記録者現在走行中ペダリアン大賞|フジグローブ賞|海外から来日出版

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