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World's Steepest Street
 

※エチオピアのアディスアベバより届きました世界一周中の小口良平会員からの報告です。(2012年9月27日)

  

現在、エチオピアの首都アディスアベバにいます。
標高2500mにあるアディスアベバは、アフリカにあっても朝晩は凍えるような寒さの日もあります。
そして今は大雨期。太陽のありがたさをひしひしと感じます。
ジメジメした雨期では、宿のベットも南京虫だらけです。
彼らは新しい血を好むようで、着々と私の体を蝕んでいき、冗談抜きで300箇
所以上、体中に痕跡を残していきました。

    

 体調管理も今まで以上に気を配っています。
ただ1つ、標高の高さゆえにマラリアの被害は少ないようです。
しかしこれから南下するケニア以南は、マラリアの被害が増えます。
マラリアだけに限らず、チフス、コレラ、デング熱等、横文字ばかりの致死率の高いウィルスが蔓延しています。
先月のウガンダでは殺人ウィルス、エボラ出血熱で大量の人が羅患し、亡くなっています。
これらのリスクを少しでも軽減するために、先日は髄膜炎の予防接種を受けてきました。
今まで走ってきたオセアニア、アジア、ヨーロッパ、中東とは、こんな部分でも旅レベルが上がってきました。

    

 さて、エチオピアに着いたのは先月です。
今まで南下し南アフリカを目指しておりましたが、一度東に進路を取り、ソマリランド、ジブチを走りました。
 ソマリランド、ジブチはイスラム圏。
ちょうど今年のラマダン(断食)にぶつかりました。
去年体験した厳粛なイランのラマダンとは違い、こっそり家で食べている人々も見ました。
さすがに気温40℃を越えるこの地域のラマダンは、生命さえも左右する危険なものなんだと実感しました。
しかし、そんなユルいラマダンにも関わらず、他人はユルせないようで、厳しいイスラムの人々もいました。
コーランには、「旅人、妊婦、子供、病気中のものはラマダンは適用外!」となっているのにも限らず、旅行者である私にも強要してきました。
40℃の中、水も食料も摂取できなくなれば、ガス欠のポンコツ車と一緒です。
ハンガーノックで何度もダウンしました。
これもアフリカを旅する、イスラムを旅する、世界を旅しているんだと、改めて教えられました。
すべてが貴重な体験です。
アフリカで起こることで無駄なことは1つもありません。

    

 国連に国として認められていないソマリランド。
そんな国は旅において、まだまだ未開拓な場所がいっぱいです。
特に自転車乗りにとっては、未開拓な新ルートがあります。
今回私が走ったルートは、私だけが歩んだ轍です。
その興奮は私が求めていたプチアドベンチャーです。
「赤茶けた灼熱の大地と道なき冷情な砂漠」ここで1つ、私が日本にいた頃から空想した憧れのアフリカがそこにありました
こんなときにこそ、自転車に乗っていて良かったと心から全てのものに感謝出来ました。

    

 日本の自衛隊が初基地を置いたジブチ。
ここにも未開拓な場所がいっぱいでした。
今回はTime Outで、後ろ髪をめいいっぱい引かれて、ジブチをあとにしました。
ただでさえ世界中に残してきた私の心。
それを深く心に残してくれたのがジブチでした。
次回の旅は、そんな世界中の心残りを巡る旅もいいかなと思います。
一生かかっても終りそうもないですが・・・。
それこそ「終わりなき旅」ですね。


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