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World's Steepest Street
 

※中国・ウルムチより届きました世界一周中の小口良平会員からの報告です。(2011年5月22日)


                          「中国横断」



世界一周再スタートして、はや1ヶ月が経ちました。

韓国を走り、現在は計3000km走って中国・ウイグル自治区の州都のウルムチにいます。

ここは人口136万人からも分かるように、今までの砂漠と荒野のシルクロードにぽつりと栄えたオアシスとも呼べるべき街です。

自転車もアウトドアショップもあり、欲しいものは一通りここで手に入ります。

 中国はネット環境は非常にいいのですが、インターネットカフェは基本的には中国国民しか使えないため、あたった店が悪くことごとく断られていました。ようやく3週間ぶりにメールがチェックできました。

 今日はインターネットをするためにユースホステルに来ました。

12日ぶりのシャワーです。

現在はカザフスタンビザの申請中で、5月25日までは動けません。

しばし自転車を降りています。

中国は自転車事情はよくGIANTがあるだけにパーツは手に入りますし、自転車人口も高いです。

特に近年は長期国内サイクリストが多いです。

若者よりも年配者が不十分ではないだろうかと思われる装備で走行しているのが特徴的でした。

しかし彼らの影響もあって、自転車好きを含め住民も寛容に迎えてくれます。

彼らの寛容さなしには旅はできません。

 西宇から甘粛省に続く道で軽い高山病に   体調を壊した時地元民の家で休ませてもらう(感謝!)

 ここまでの道は、西宇から甘粛省に渡るところに標高2000mから3800mまで上がる山が3つありました。

ちょうど中国の黄砂にやられていて、体調を弱くしていたところで発熱と咳、くしゃみの症状が出ました。

そのままの状態で標高を上げましたので、高山病にも似た頭痛の中、3日間走って山越えをしました。

それでも途中、現地の方の温かい心遣いで、家の中で暖をとらせてもらい、体調もよくなりました。

標高を一気に1000mまで下げ、ここからはシルクロード本番です。

気温も-5℃から42℃となり、キャンプするのにも一工夫いります。

シルクロードは起伏の少ない荒野とも砂漠ともつかない場所を1700km走りました。

地球が自転しているので、西からの風は当然なのですが、西進をやめようかと思えるほど毎日爆風に遭いました。

まるで台風です。

エアーズロックでの連日の風を越えていました。

巻き起こす砂嵐と、風の軌道を変えて乱気流を起こす大型トラックに苦戦しました。

1度は大型の砂嵐に遭い、視界ゼロとなりました。

風で前にすすめないうえ、砂嵐で目も開けられません。

風を避けるために来た道を20kmも戻りました。

こんな撤退は初めてです。

自転車乗りとして敗北感を感じました。

が、次の日の早朝に若干弱まったところを走りぬけ、リベンジを果たしました。

シルクロードは風の強いのが、3000機以上見た風車からもわかります。

新興中の中国の勢いをこんなところでも見ることができました。

しかしこの風車がまた乱気流を作り、自転車旅の壁となります。

朝6時から夜中の21時まで毎日の走行です。

本来ならば200kmオーバーは当然の時間走っていますが、風のためせいぜい70~100kmと走行距離にも涙がでます。

しかし自転車は裏切りません。自転車のいいところは、前へ進めば必ずゴールに近づくこと。結果は必ず出るのです

そう自分に言い聞かせて、ようやくウルムチまで来ました。

この先も西進のため、毎日向かい風だと思います。

めげずにヨーロッパへ向けて西進続けます。

西進、じゃなくて精神勝負ですね。

 最高気温42度、シルクロードの荒野をひたすら前進!  風車群が作り出す乱気流が走行を阻む

 カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニア、トルコ、ヨーロッパと予定しています。

ヨーロッパのギリシャに入るころには9月の秋になっているでしょうか。

季節を見て中東に向かうかもしれません。

                   小口良平 ブログ:地球一蹴


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