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※ネパールをボラボラ旅に出かけたJOBBBラジオパーソナリティ馬場哲平(JACC特別会員)さんと瀬口つぐみさんからのレポートです。(2011年1月7日JACC新年会で報告会がありました。)


  
(パラックピークにて瀬口さん(左)と馬場哲平特別会員)

「ナマステ!

ただいま標高3440メートルのナムチェにいます。

今日から高度順応でナムチェに2泊し、その後ターメを経由し5000メートル近いシェルパ・ピークを目指します。高山病が一番の敵で行けるかどうかわかりませんが・・・・・・」 (11月17日)

 

トレッキングの方は行きだけでなく帰りもヘリコプターで護送してもらうというバブリーなものになりました。

というのもカトマンズ空港から東へ約400km(?)に位置するトレッキングのスタート地点・ルクラ村まで本来ならセスナ機で飛ぶはずが、カトマンズ市内に充満した濃い霧のために飛行機を飛ばすことが出来ず、そのとき偶然レスキューに向かうヘリコプターがあるということだったのでそれに乗せてもらったのです。

 帰りは4200メートルのコンデからルクラまで2000メートル近く歩いて降りる予定が、わたくし哲平が軽い高山病と発熱と下痢にかかってしまったためなんとコンデ空港からカトマンズ空港までレスキューのヘリを出してもらいました。

 
カトマンズ空港からルクラ空港まで行く際に「帰りはレスキューされないようにしないとダメだな~」と二人で冗談を言っていたら、なんとその通りになってしまいました。

帰りのヘリコプター代は海外旅行保険でなんとか支払ってもらえるようですが、なんと9千ドル(90万円?)近く費用がかかりました。

コレを個人で払うとなると、今の私ではとても不可能な額です。保険に加入しておいて本当に良かったと思った瞬間でした。

 しかしおかげで無事カトマンズ市まで帰ることができたし、なんとカトマンズの病院で診察までしてもらいました。

海外での病院なんて中々できない体験なので嬉しかったです。

問診と採血と検便と一通りこなし薬も頂いて、瀬口さんの看病もありおかげさまで全快いたしました。

今回のカトマンズ・ボラボラでは、シェルパ・ピークという5050メートルの所まで登る予定が、私の高山病のためにコンデにある4900メートルのパラック・ピークまでしか登れませんでした。

5000メートル越えを望んでいた瀬口さんには大変悪いことをしてしまいました。

トレッキング客を見てると西洋人、日本人、韓国人が大半を占めていました。西洋人で見るとドイツ人やスイス人が多かったように思います。日本人は殆どが50歳以上の中高年グループで、やっぱりこの年代が一番元気があってお金を持っているんだなと思いました。

日本人以上に山が好きな韓国人のグループも非常に沢山見ることが出来ました。韓国テレビ局の団体もトレッキング取材に来ていました。

 美味しい食事や暖かい人々など、ボラボラ前に持っていたネパールへの悪いイメージは実際に旅することで消えてしまいました。世界最貧国といわれる側面もあるようですが人間の心は充分に温かい国です。



  (DAWN TILL DUSK にて)

カトマンズのタメル地区にある自転車店「DAWN TILL DUSK」にはお邪魔できました。

瀬口さんがどうにかしてお店を見つけてくれたのです。

店主のソナムさんにいろいろとお話を聞きましたが、なんと中西さんやスペイン人サイクリストのアルバロさん、そして松尾ゆかさんなどのサインと写真を発見しました!

サイン帳には他にも全世界からのサイクリストや登山家からの記帳があり、DAWN TILL DUSKはネパールにやってきた冒険家たちのメッカのような所なのかも知れません。

店主のソナムさんは、自転車だけでなく格闘技にも精通されており、人生論などを熱く語ってくれました。


他にもいろいろありましたがまたラジオで放送すると思うのでよろしければお聴きください。
「JOBBB RADIO」写真を見る


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